飼い犬でも野良犬でも、犬に噛まれたけど痛みがない場合、なんとなく「大丈夫だろう」と放置したくなることがあります。
大した事ないかもしれないのに病院代を払うのなんて、なんだか損した気持ちになりますよね。
でも犬に噛まれたのに放置するのは絶対にダメです。
本記事では、放置してはいけない理由を知恵袋情報からご紹介いたします。
犬に噛まれた!でも放置はダメ!知恵袋から理由をまとめてみた
大した血も出ていなければ痛みもないのに病院なんて大げさだ。
そんな風に考えていませんか?
でも、犬に噛まれて放置すると、後々大変なことになる可能性があるのです。
知恵袋から放置が良くない理由をまとめてみました。
・病気をもらっている可能性がある
今は自覚症状がなくても、何かの感染症にかかっている可能性があります。
例えば、犬に噛まれてかかる感染症でよく知っているのは「狂犬病」ではないでしょうか?
飼い犬の場合、狂犬病の注射を打っている可能性がありますが、野良犬に噛まれた場合は注射を打っていない可能性もあります。
狂犬病は人間の体内に入ってしまうと出すことができないので本当に大変なことになります。
また、破傷風菌に感染しても大変。
破傷風は膿が出るようになると慌てて病院へ行ったところで手遅れになることが多いです。
・犬の口の中は清潔ではない
犬は何を口にしているか分かりません。
お散歩の時に草を食べていたり、他の犬のフンを舐めていたり・・・
とにかく飼い犬でも野良犬でも、犬の口の中は決して人間と同じくらい清潔ではないということを頭に入れておきましょう。
今は犬や猫も歯磨きをする習慣が身に付きつつありますが、それでもしっかり口内ケアできているペットは少ないものです。
犬の歯についている雑菌が人間の体内に入ってしまったと考えると、ちょっと恐ろしいと思いませんか?
・潜伏期間が長いウイルスもある
「今、症状がないから、やっぱり病院に行かなくても大丈夫だろう」と思う人もいるかもしれませんが・・・
人間が感染する病気でも潜伏期間がバラバラなのと同じで、犬から感染する感染症も、菌によっては潜伏期間が長いものがあります。
このような潜伏期間が長い菌に感染してしまった場合、忘れた頃にひどい症状が出てくる可能性があります。
でも潜伏期間が長いから噛まれたことが原因と分からず、色々な病院を転々としなければいけなくなることも。
・放置した場所に違和感が残る可能性がある
何年も前に犬に噛まれて放置した場所が、今もまだ違和感があるという人もいるのは事実です。
体は元気なのに、どこか噛まれた所だけ何となくうずくような感じがする・・・
そういう気持ちとずっと付き合いながらこの先も生きていかなければいけない人は、「あの時に病院で適切な処置をしておけばよかった・・・」と後悔しているのかもしれませんね。
もちろん、噛まれた所に異常はなくても精神的なショックからその場所に違和感を感じるだけなのかもしれませんが、もしも病院に行っていたのなら「ちょっと変だけど、病院の先生にも診てもらっているから大丈夫だ」と安心していられますよね。
犬に噛まれたらまずやるべきことは?
飼い犬でも野良犬でも、犬に噛まれたらまず消毒をして病院に行きましょう。
病院に行けば、症状に合わせて消毒以外の処置もしてくれる可能性があります。
例えば、破傷風の予防接種をしてくれたり抗生剤をいただけたり・・・
万が一のためにしっかりと予防することができるので、「まぁいいや」と思わずにちゃんと病院に行くことが大切です。
知恵袋内でも「自分でこういう処置をしたけど、これでOKですか?」という口コミ投稿をよく見かけますが・・・
そういう投稿をしているということは、何等かの不安があるから投稿しているわけですよね。
しかも、その処置が間違っていて万が一のことがあっても、知恵袋で回答した人たちは何一つ責任をとってくれません。
だから、病院へ行くことは本当に大切なのです。
まとめ
犬に噛まれた部分を放置するのがいけない理由を4つお伝えしました。
・病気をもらっている可能性がある
・犬の口の中は清潔ではない
・潜伏期間が長いウイルスもある
・放置した場所に違和感が残る可能性がある
犬に噛まれたら、まずは消毒をして病院へ行きましょう。
放置しながら知恵袋内で「大丈夫かなぁ?」と質問しているよりも、よっぽど安心していられますよ。